口腔外科|大和高田市の歯科をお探しなら、予防歯科、インプラント、審美治療、入れ歯(義歯)まで幅広く診療している『やまもと歯科』にご相談ください。

0745236480

診療時間9:00~12:30 / 14:00~18:30

休診日木曜、土曜午後、日曜、祝日

口腔外科

口腔外科について

口腔外科について

口腔外科は、口腔内の外科的な処置をする治療の総称です。多くの方は、歯科医院でむし歯や歯周病の治療などをイメージするでしょう。
歯科医は口腔外科も治療範囲内で、親知らずの抜歯、口腔内の腫瘍、顎関節症などに対応します。さらに、口腔内の手術を行うケースも多くあります。当院では口腔外科治療の実績も豊富です。

奈良県立医科大学 口腔外科と連携

当院は、患者さんのお口に関わる口腔外科治療を行うため、『奈良県立医科大学 口腔外科』と密接な連携のもと、診療を行っております。

親知らず・抜歯

親知らず・抜歯

歯列の一番奥に位置しているのが「親知らず」です。この呼び方は通称で、正確には専門用語で「第三大臼歯」です。上下で計4本あります。現代は硬い食べ物が減り、昔に比べて顎が小さくなりました。このため、ほかの歯に影響を与えるケースもあります。

親知らずが引き起こす問題・症状

痛みや腫れを引き起こす

斜めになったり、横向きに生えてくると、悪影響を及ぼします。磨き残しの原因になり、痛みや腫れが出てきます。
 
 

虫歯や歯周病の原因になる

親知らずは、口腔内の一番奥にあるため、歯磨きが最もしにくい歯に挙げられます。むし歯や歯周病を発症する可能性も高まります。完全に生えず、歯肉に埋没することもありますが、これもむし歯を誘発する要因です。

嚙み合わせに問題が起きる(歯列不正)

親知らずが生えるスペースを確保できないと、ほかの歯にとっても、悪影響を及ぼします。歯並びやかみ合わせに問題が起きます。
 
 

親知らずに関するお悩み

親知らずを抜歯した
ほうが良い場合

  • 親知らずが原因によるむし歯や歯周病が進行している
  • 頻繁に炎症が起きて、かみ合わせが不適切

親知らずを抜歯しない
ほうが良い場合

  • 顎の深い部分にあってほかの歯に悪影響を及ぼさない
  • 妊娠か妊娠の可能性があり、子育て中の方
  • 親知らずが真っすぐ生えていて、歯磨きもちゃんとできる場合

親知らず・抜歯

ポイント1 親知らずは必ず抜かなくてはいけませんか?

真っすぐ生えている状態で、ほかの歯に悪影響がなければ、抜歯する必要はありません。抜歯をするのは斜めや横方向に生えていたり、ほかの歯に重なるような場合です。
このような歯は、むし歯や歯周病、歯列不正の原因になるため、抜歯する方がリスクが少ないのです。若いうちに抜歯すると、骨が柔らかいため、治療時の負担が減少します。

ポイント2 親知らずを抜くのに、どれぐらい時間がかかりますか?

生え方によって全然違うので、術前に予想される時間をお伝えします。
患者さんの状況により、精密検査を行う場合はより時間がかかります。

ポイント3 親知らずを抜いている時に痛みはないの?

当院では表面麻酔を行い、その後に局所麻酔を施します。麻酔が効くのは個人差があるため、確実に効いているのか確認を徹底しています。
患者さんの負担を考慮し、触れられる感覚を残した状態で麻酔をかけます。

ポイント4 抜いた後の腫れや痛みは?

患者さんの状態によって個人差に大きな開きが出てしまいます。ただし、腫れは体にとって正常な免疫反応なので、程度の差がありますが、どなたでも起きます。
痛みは数日ほど継続しますが、痛み止めを処方しますので、症状を緩和できます。

ポイント5 治療後気を付けるべきことは?

心拍数が上がるような激しい運動、サウナや飲酒を避けましょう。これらは血流を促進させて、痛みの原因になるからです。痛みや腫れが完全に治まるまで控えてください。
薬が処方された場合、特に抗生物質は必ず最後まで服用してください。炎症などを抑える効果があり、化膿を防止します。正しい服用をしなければ、痛みなどが長期化する可能性があります。

ポイント6 抜歯後のトラブルに関して

親知らずの抜歯後、歯槽痛(ドライソケット)になるケースもあります。症状がいったん軽減された後に、再び痛みが起こるようなときに疑われます。抜歯後に血栓によって充てんされ、時間の経過で徐々に穴がふさがります。
血栓がさまざまな要因で外れてしまうと、歯肉の中にある骨が露出し、痛みが強くなります。治療として、患部に抗生物質を詰めて、痛みの軽減を図ります。